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参考になりそうなページを(注:PDF)
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/healthcare/pfizer_forum/2004/documents/forum81.pdf#search='%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E6%95%B0%20%E7%97%85%E9%99%A2%E6%95%B0%20%E4%B8%96%E7%95%8C%20%E6%AF%94%E8%BC%83'
2006-11-01 Wed 01:58 | URL | 白痴公爵 #-
「よろしく」のつかない「ブラックジャック」は愛読
こんばんは。初めまして。
さくらちゃんを救う会などの記事、興味深く拝読しました。

私はご紹介の漫画を読んだことはないので(ドラマ化されたものを一回だけ、20分程観たのみ)fw0さんの真意は量りかねますが、今回の事例については深い関心を持っておりますので(的外れになり得ることは承知で)コメントいたします。


>使命感を持って医療に取り組んでいる人もいるんです
> そんな医者もいるはずなのに、なぜたらい回しにされたのか、感情的に批判する前に、そこに存在する理由を少し考えてみる必要があるのではないでしょうか。

18もの医療施設が当該の妊婦を受け入れなかった背景には、今年2月に福島県の産婦人科医が癒着胎盤の産婦の術中死(2004年12月)に関して業務上過失致死等に問われ逮捕されたことが大きく影響していると思います。
どれほど懸命に患者のためにつくそうとも、結果如何により自分が犯罪者となってしまうかも知れないとなれば、医師がそれを回避したいと思うのは責められるべきことではないと思います。
ここには犯罪者になりたくないという単純な心理だけではなく、精一杯の努力にかかわらず犯罪者に仕立て上げられてしまう(可能性のある)自分の職業への社会的評価の低さ、それに伴うモチベーションの低下が大きく関わってくると思います。このような状況の下で使命感を持ち続けることは難しいと思われます。
医療者は自らの保身など考えず、自分の家族や将来を投げ打ってでも、いついかなる時も患者のために尽くすべきだ、そしてそれには結果が伴わなければならない(=不幸な転帰は許されない、不幸な転帰=医療者の怠慢)という非医療者からの批判は、非常に自分本位な偏った考え方であるにも関わらず、彼らはそれを認めることは困難なようです。
この両者の認識の乖離には絶望的な気分にさせられます。

ご存知かも知れませんがご参考までに。
http://mric.tanaka.md/2006/03/19/2006_mric_vol_7.html
http://tyama7.blog.ocn.ne.jp/obgyn/2006/02/post_1b76.html
http://www.yabelab.net/blog/2006/10/17-124111.php#comments
http://www.janjan.jp/living/0603/0603110682/1.php


>実は私も一時期医者になりたいと思っていましたが、
>すっぱりとあきらめました。
>今の社会を見ていると正しい判断だったと思ってしまいます。

現在の日本に於ける医療業界の状況及びそれを取り巻く世相を考えると、ある意味非常に賢明なご判断をなされたと思います。

冗長な駄文、失礼いたしました。
2006-11-01 Wed 04:59 | URL | PN #SAu5W79E
・白痴公爵 さん
いつもありがとうございます。リンク先、拝見しました。読みやすくていいですね。研修医への依存については、『ブラックジャックによろしく』 でも、1巻で詳しく書かれておりました。

コミックを読みにいく時間のない方には、私からもこちらのリンク先の文章をおすすめいたします。


・PN さん
コメントありがとうございます。奈良の件については、あやふやな知識でいいかげんなことを書きたくなかったため、具体的な言及は避けさせていただきました。フォローしていただき助かりました。ありがとうございます。

実際のところ、漫画を読んだ私自身も自分の真意がどこにあるのかよく分かっておりません。漫画の件でも奈良の件でも、医者にも責任はあるのかも知れない、とも思います。ただ、マスコミが語っているような善悪二元論で片付く簡単な問題でない、ということは理解しているつもりです。

さくらちゃんを救う会については、とある事情によりしばらくエントリの執筆を控えておりましたが、そろそろ再び書かねばならないようです。またご覧いただければ幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします。
2006-11-02 Thu 01:29 | URL | fw0 #kcGv7Qfc
fw0さん こんにちは。
いつまでも通りすがり3ではわかりにくいので改名いたしましたが、音羽さんに関するエントリでお世話になりました通りすがり3です。

実は、奈良の 『病院をたらい回しにされ妊婦が死亡』 の一件はある程度予測しておりました。

といいましても、PNさんが紹介されているURLの一番上にあります「福島県立大野病院 産婦人科医」逮捕の一軒などを見て、病院側の受け入れ拒否といった事例が増えてしまうかもしれないという程度の危惧であり、このような事例まで正確に予測していたわけではありません。

このような意見は他の方も多数述べておられると思いますが、現在のような医師の責任を異常なまでに追及するような時代ですと、やはり人間保身を考えてしまいますので、医師になろうという若者の減少や困難な症状に対して手術許可がおりない。また、今回の件のような受け入れ拒否という反応が返ってきてしまうのは、ある意味当然では無いかと思うのです。

もちろん、医療ミスの追及をするなというのではありません。しかしながら、1mmの太さの線をぶれることなく、数メートルにわたって引き続けるというようなことを100回。1度も失敗せずに行うことができるでしょうか?
一言でミスといっても不可避な事例は多々あると思われます。それが困難な症状であればあるほどそれは起こりえるのではないでしょうか。

昨今の医療費についての制度改革や医師への責任の追及を見ていると結果として、日本の医療そのものがかえって悪くなってしまうのではないかと危惧しております。

PS
ブラックジャックによろしくは読んだことがございません。
(多少毛色は違いますが、医龍は読みました。おもしろいです)
読む機会を設けたいと思います。
2006-11-02 Thu 12:11 | URL | 通りすがり3改め草薙翔 #mQop/nM.
おお、カミングアウトしていただき、ありがとうございます。音羽さんの件以外でもお世話になったこと、感謝しております。

私どもの研究のように、扱う対象に再現性がある場合でも、結果に再現性が見られないことはしばしばあります。対する医学は人という個々に異なる対象と向き合っているわけであり、毎回同じ結果を望むことがいかに難しいことか、私には想像もつきません。そんな医者たちを、良く調べもせずに感情的に批判する↓こんな人たちには、憤慨を覚えます。恥を知れ。
http://blog.nikkansports.com//nikkansports/writer/archives/2006/10/post_565.html

『技術者の責任』、というテーマについては、近いうちにもう1つエントリを書かせていただきます。ただし、こちらは必ずしも皆さんの同意を得られる内容ではないと思います。だからといって、今回の医師に関するエントリは釣りで、次のエントリで自己保身するための布石であった、というわけではないことを、あらかじめ述べさせていただきます。

医龍もマンガ喫茶で見かけて以来、読んでみたいと思っています。ああ、時間が欲しい……。
2006-11-03 Fri 23:26 | URL | fw0 #kcGv7Qfc
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