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2006-07-09 Sun 23:17
東大で青酸カリが消えた http://news20.2ch.net/test/read.cgi/news/1152255657/
東京大学によると、農学部の大学院研究室から先月23日に回収された粗大ゴミの戸棚の中に、500グラム用の薬瓶に入った青酸カリが含まれていたということです。 理化学辞典によると、致死量は0.15g。3300人ほど殺せますね。まあ盗まれたわけじゃありませんし大丈夫でしょう、と無責任な発言をしておきます(実は、「盗まれた」と報道するわけにはいかないので、「廃棄した」と報道しているだけかもしれませんが)。それより、戸棚に青酸カリ "だけ" 入っていた、ということは確認されているんでしょうか? もっと危ないものもいっしょに入っていたかもしれませんよ。
この事件とはあまり関係のないことかもしれませんが、いつも思っている毒物の利用法(!?)を紹介。アメリカとカナダの境に五大湖ってありますよね。あそこに毒物流し込んだら、五大湖の水に依存しているアメリカ東部は甚大な被害を受けるはずです。
水量を20,000 km^3 で計算すると、ダイオキシンをたかだか20kgほど五大湖に流し込めば、その濃度は1 ピコグラム/リットルとなり、五大湖の全ての水が日本の環境基準ではアウトとなります。20kgなら非現実的な量ではありませんよね。
何より怖いのは、核兵器や生物兵器の開発には国家レベルの権力が必要なのに対し、毒物の合成なんて、ちょっとした科学知識があって、かつ命が惜しくなければれば誰にだってできることです。オウム真理教の地下鉄サリンがいい例でしょう。
簡単に実行できる割には、911なんて目じゃないテロになるかもしれません。「われわれ一般庶民には無関係なこと」と言わず、いかにしてこのような脅威に対応していけばよいか、私たちも普段から考えるべきだと思うのですが、いかがでしょうか?
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