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ゲーム脳と同レベルの記事を発見!!
2006-02-10 Fri 02:43
昨日こき下ろした「ゲーム脳」と同レベルの記事を見つけたのでご紹介します。

ITは単なるツールであることを強く認識せよ
http://premium.nikkeibp.co.jp/itm/int/15/

『ケータイを持ったサル』という本の著者が書いた文章だそうです。ケータイすら使いこなせそうにないサルが偉そうに語っていますが、内容は恐ろしくてきとーです。「日本人の国民性についていろいろ研究されてきた方が、中途半端な知識を元に最近流行のITに首を突っ込んでみた」というにおいがプンプンします。また、全てにおいて基準が自分の文章であり、根拠に欠けまくりです。まともな根拠もなく自分の考えを断定的に他人に押し付けられるってのは、およそ科学を理解していない証拠です。なんでこんなのが京大で教授してるんだか。

個別に見ていくと、

IT社会の中で、そういった日本人の国民性が悪い面で働くと、お互いの足の引っ張り合いや誹謗中傷となって表れます。それは日本のIT社会が基本的に“匿名性”だからです。欧米のような個人の垣根が高い国から来たITを日本に持ち込み、しかも情報源を匿名にしてしまうと、必ず、匿名性を利用したスキャンダラスな誹謗中傷が起こってしまうのです。

では、個人の垣根が高い欧米の掲示板でも2ちゃんねると同様にスキャンダラスな誹謗中傷が行われているのはなぜでしょうね (リンクは、日本のビデオがyoutubeにupされた際、「英語で喋れよjap!!」などの人種差別的なコメントがつけられたことが発端となった事件です。日本とアメリカのどちらにも馬鹿はいることの証拠です)。

匿名性の問題点は、国民性なんて単純な問題に矮小化できるものではありませんよ。何でもかんでも自分の専門分野に持ち込んで片付けようとしないでください。視野が狭すぎます。


まず、「インターネットを活用すれば、有益な情報が得られる」なんて話はウソ八百です。インターネット上に溢れかえっている情報の中から、欲しい情報をキーワードで検索をすると、様々なドキュメントが簡単に入手できます。それを、手元のパソコンを使って自宅に居ながらにして閲覧できるという恐ろしく便利な時代です。
だからと言って、我々は以前よりも有益な情報を得られているかといえば、全然得られていないということです。結局のところ、グーグルの検索結果を上から順番に見ているだけでしょう。我々は、「ITを使って、あらゆる情報を一瞬のうちに検索でき、そこから自分にとって有益な情報をピックアップすることができる」という単なる“幻想”に浸っているのです。
もちろん、中には有益な情報も入っていますが、有益な情報と、そうでない情報を区別する手がかりがありませんから。

よほどネット上の信頼できる情報源を探す能力に欠けておられるようですね。あなたが情報検索が下手だからって、他人も下手とは限りません。

オピニオンリーダーが最初に利用する情報源、インターネットが急増
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/comp/421800

↑この辺も参照。


例えば、教授の隣の部屋にいる学生がメールで連絡をしてきたりします。電話すらしません。「なぜ?」と聞くと、「顔をつき合わせて会話をするのは疲れる」と言うのです。

日本人は、相手の顔を見てその人の気持ちを読みながら、人とコミュニケーションをとったり、自分の気持ちを表現したり伝えたりすることすら、厭うようになってきているのです。これは一種の“引きこもり”と言えるのではないでしょうか。

それは、その教授が嫌われているだけですよ。それより、「連絡をしてきたり」との表現から、『教授=正高教授』と推測できますが、気のせいですか? 私は嫌われています、との自虐ネタですか?


しかしながら、今、逆の動きが起きてしまっているのではないかと感じています。本来、色々な人の意見に耳を傾け、世の中にはこんなにも色々な考え方や価値観があるのだということを学ぶには、ITは最適なツールであるはずなのに、それとは対極の使われ方をしているということです。つまり、日本では、ITによって均一性や斉一性への傾向が強くなっており、逆に、寛容さや多様性が失われつつあるということです。

いや〜、いくらでも反例があげられる素晴らしい意見ですね。例えば、ITの浸透以前、毎日家に届く朝日新聞だけを読んで左翼化していた読者たちが、ネット上で朝日と他の新聞を読み比べて色々な考え方や価値観に触れられるようになった、とかね(左翼の方は、「朝日」を「産経」に、「左」を「右」に脳内置換してください)。

それより、2文目では、『多様な価値観を学ぶべきだ』といいながら、3文目では、『多様性が失われることは問題だ』と嘆いておられますが、段落内で論旨が矛盾していませんか? ガラパゴス諸島において種の多様性が育まれたのは、島と島との間に環境の違いがあったからでしょう? 誰もが同じように多様な情報に触れることになる一様な環境の社会では、多様性は失われるのではないかと。結局、多様性はあったほうがいいのかないほうがいいのか、どっちなんですか? 2つの連続する文章間に矛盾が生じるほどに認知症が進行しているようですね。


よく、“ITを使った新しいビジネスのブレークスルー”について思いをめぐらせているビジネスパーソンがいますが、私に言わせれば、そういったものがITの中に見つかると思い込んでいること自体が“幻想”です。

まあそりゃサル並の知能のあなたから見ると、手に入れようのない“幻想”でしょうね。でも、検索と同じで他人まであなたと同レベルのサルばかりだと思わないほうがいいです。mixiの株価時価総額をご存じないのでしょうか?


唯一まともなことを言っていると感じたのは、最後の質問に対する回答だけでした。

今後、“情報弱者”をどうやって救済していくかは、国をあげて取り組まなければいけない重大な問題だと感じています。

これはおっしゃるとおりだと思います。正高教授のような情報弱者をいかにして救うか、私としても頭の痛い問題です。


「匿名性とどのように付き合っていくべきか」ということについては、そのうち当blogで私の意見も書いていきたいと思います。私も素人ではありますが、さすがに正高教授のようなちゃちな意見にはならないと思います。

その前に、ゆとり教育ならぬ、"ゆとり"の弊害シリーズの続きを書かないと…。


■20061026
加筆修正。
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